二つ前に記事にさせて頂いたバイク車好きな仲間から愛機であるMVアグスタF4を売りたいと依頼をされたのに素直に聞けなかったというお話。
彼から手渡せられたバイクが一般公道を走るマシンとは思えない状況であったので「もう一度彼に乗ってもらいたい!」と思い私が公道を走る為にサスペンションや車体をセッティングをし直させて頂くことになった内容でした。
先ずは車体の前傾がとても大きくなっていたのでリヤの車高を約5センチほど下げさせて頂きました。
何度も言いますがあくまで「公道」がメインで私が知っている限りの彼の使用状況(ペース)に合わせる為でした。
リヤが上げられ過ぎていた状態を下げることにより足つき性なども変わります。
勿論落とし過ぎてもおかしい事になりますがその事によってフロントサスペンションの角度(キャスターと言います)がゆるやかになる事で直進安定性も良くなります。
そうなるとハンドリングがクイックで無くなってしまうケースもありますがあくまで公道での話ですしその後のサスペンションのスプリングの調節でカバーをすることも出来ます。
その後にリヤショックが体重を乗せても殆ど沈まない事もあったので彼の体重に合わせ若干柔らかく致しました。
フロントサスペンションもタイヤのグリップの良いサーキットでも硬い感じでカチカチでしたので自分の経験上でかなりソフトに調節をしました。
勿論極端に柔らかくしてしまうとハードなブレーキングや路面の段差でガツンと沈み切ってしまいそれはそれで危険なのです。
スプリングを硬く調節し過ぎても危険ですし、柔らか過ぎても危険!
体重によって違えば乗り方によっても路面の状況の違いでもベストなサスペンションの調節(セッティング)は変わります。
これは何とプロのレーサーでも毎回のレースで悩む事で最終的にはスピードやタイヤのグリップ力や空気圧の変化でも変わるのです。
とにかく今回は「私の経験上」でセッティングをさせて頂きましたが調節が終わって直ぐに彼に連絡してお店に寄って頂くとバイクにまたがった瞬間に「サスペンションが動いている!」と喜んでくれました。
「スプリングは硬く、柔らかく」だと表現し「減衰力(注射器の様な構造)は強め、弱め」だと解りやすく表現しながら「より詳しい方!」にアドバイスを受けながら自分に合ったサスペンションの調整をし「今まで知らなかった世界」に早く気付いて頂くとよりバイクを楽しめますので頑張って頂きたいと思います!
今回、自分的には良い感じに仕上げられたと思いますがこのバイクかなり高価なパーツの塊で転んでは大変!
あとはご本人にテストをして頂きます!!(笑)