昨年の紅葉の季節に高山の同業者さんから修理と販売の依頼を受けた1977年製のロールスロイス・シルバーシャドウ!
「いのさん!ロールスロイス直せるか?困っている人がいるんだけど高山まで行ってくれる?」とご紹介を頂いたのは日本がバイクブームの時に最高峰の500ccクラスでチャンピオンであったあの「ウォルターウルフ」カラーで有名な「水谷 勝」大先輩!
もう十年近くずっと動いていなかったと言うこの車はパーツが無いものもあり想像以上の苦労をしてしまいましたが色々な仲間の協力もあり無事に走れる様になったのです!
「ただの高級車」と初めは思っておりましたがエンジンルームの一つ一つのパーツまでとても凝っておりV8エンジンの排気量は何と6800ccもあり滑らかに2トンを超える車体を走らせます。
最近ではこの排気量を言っただけで「拒絶反応!」を示す方も多いと思いますが古き良き時代の象徴の様な車です!!
内装も本物の高級な木をタップリと使ったインパネにぶ厚い本皮のシート、各部品は今の時代の車達に見習わせたいほどメッキや加工に手が込んでいます!
シフトレバーも驚きの小さな物でほんの少しの力だけの操作を行うだけで何とオートマチックのミッション本体はモーターが操作をしてくれます!
これが最近の技術では無く40年近く前の技術であった事でも色々な方々が驚きを感じる事でしょう!
乗り心地は今では考えられない船の様な感じで普段は硬めのサスペンションの車が好きな私にはちょっこっとふわふわ過ぎました。
そのロールスロイスの行き先が遂に決まりそうです!
まだ商談で悩んでいる方がいらっしゃいますが色々と悩んだ私は高山の車屋さんに「もし出切ることであれば売ってしまって後悔をするよりもう少し乗ってあげたらどうでしょう?」と一度連絡をいたしました。
すると数日後に今までお話しをした事の無かった元オーナーの奥様より「当時1000万円以上のお金を持って主人と一緒に買いに行った思い出の車です。 もう一度戻して頂けますか?」と連絡が入ったのです。
何だか車がとても嬉しそうに見え私もホッといたしました! また紅葉の季節に高山に行けることになり嬉しい納車の旅となりそうです!!
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