「2015 FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第38回大会」で盛り上がっている鈴鹿サーキット!
スペシャルな予選の「トップ10トライアル」でポル・エスパルガロ選手が2分6秒フラットをたたき出し場内アナウンスの声が響き渡っている中、スペシャルなイベントである「風の会」のスタッフの皆さんが真剣に準備や主役となる身体に障害を持たれた方々の為の練習を行っていました。
「風の会」とは私のブログでも何度も紹介をして来ましたがレーサーの大先輩である「水谷勝」さんが世界選手権の真っ只中である鈴鹿サーキットの本コースを「普段からバイクに乗るチャンスの無い身体に障害を持ってしまった方々に走って貰おう!」と始めたボランティア。
勿論、ご本人が運転するのでは無く国際ライセンスライダーの皆さんの運転するバイクの後なのですが中には普段は自分で起き上がることの出来ない方もいらっしゃるのでベルトでライダーと身体を固定するなどの特別な装備が追加されるのです。
そんな方々が裏方で練習をされている中で来場された参加者の皆様や関係者の方々の待ち時間に水谷さんが声を掛けイベントを盛り上げてくれる方々のアトラクションが行われます!
昨日は何と私たち地元のゆるキャラである家康くんが登場!
毎年参加をされているスクーターのエクストリームチームのメンバーの方とバイスクルトライアルで活躍をされている方と一緒に楽しいパフォーマンスを手伝っておりました!
こんな時に会えると本当に地元の私は嬉しくなれました! 家康くんご苦労様!!
そして!今年私と共に走って頂ける方とご対面!
その方がこのOさん!彼は18歳の時のバイクの転倒により右腕の神経を切断してしまいその後色々な努力をされたとの事ですが今も上手く動かせない状況が続いているそうです。
私は挨拶をした後で「バイクに乗っていた方なら大体の動きは解りますね!」と尋ねると「はい!」と優しい声で答えてくれました。
それでも時々アクセルを開けてあげたりしたいので私とOさんの腰の辺りをメインにベルトで固定をして頂きました。
個人個人によりですが中には全く身体を動かす事が出来ない方もおられライダーと全身を固定する方も多々いらっしゃいます。
そして!スタッフや色々な関係者の皆さんのお陰でいよいよ私とOさんがコースイン!
ある意味遂に本番をむかえました!
走行の開始時間を夕方前にした事により日中より若干涼しくはなりましたがコース状況はまだまだ暑く後に乗って頂いた方々の体調が不安になります。
そんな中でもスタッフの方々が汗ビッショリになって「冷たいオシボリはどうですか!」等と声を掛けてくれたりウチワで扇いでくれたり。
オシボリの冷たさがとても気持ち良くこの会が「水谷勝」さんの人柄にひかれた温かな方々のお陰で成り立っている事を改めて感じた瞬間でした。
そしてスタッフの方の指示でいよいよOさんと私は鈴鹿サーキットのフルコースにスタートを切りました!
「風の会」の名の通り風がメッチャ気持ち良く、走っている最中に後を振り返ってOさんの顔を見るとキッチリと先を見た笑顔でいてくれました!
いつもは各コーナー毎にヘルメットごしではありますが色々な説明をさせて頂くのですがOさんは元々バイク乗りの方で鈴鹿サーキットを走った経験もあると言う事で「楽しんで頂く!」ことに重点をおきました!
走行中は観客席のギャラリーの皆さんやピットロードのプラットホームにいる8耐に参戦している色々なチームの皆さんが手を振ってくれOさんもそれに応える様に手を振っていました!
そしてOさんと楽しみながら約6キロの鈴鹿のコースを2周する今回の走行もあっという間に終了。
スプーンカーブを立ち上がって西コースのピットロードに入り皆さんの待つスタート場所に無事に戻る事が出来ました!
ヘルメットを脱いだ直後のOさんは「楽しかった!」と一番嬉しい一言を言ってくれました!
その後Oさんから名刺を頂いたのですが実は普段は剣道を頑張っておられる様で「片腕剣士の剣道挑戦記!」と言うサイトも立ち上げられている様です!→ http://kataudekensi.iaigiri.com/
Oさん!この度は私の後ろに乗って頂き誠にありがとうございました!また鈴鹿でお会いしましょう!
今回私と一緒に「風の会」に参加してくれたモーターサイクルジャーナリストである和歌山利宏さん!
近隣のご自宅に私が迎えに行き車の中でずっと話しが出来たのですが日本を代表するモーターサイクルジャーナリストとしてヨーロッパを中心に世界を飛び回って来た和歌山さんはとても知識が豊富なだけでなく常にモーターサイクルの今後を考えられており、一緒に鈴鹿に向かう時も帰り道も車の中では常に熱くモーターサイクルの会話で盛り上がっておりました!
今回 私が風の会に誘わせて頂いた時にも気持ち良く引き受けてくれた大先輩はレーシングマシンを含めた色々なバイクを鋭く評価してはおりますが普段はとても優しい兄貴なのです!!
そして!今年も「風の会」のリーダーとして頑張って頂いた我等が「水谷勝」大先輩!
パートナーののぶ子さんも体調を崩しながらも陰ながら一生懸命にサポートをしてくれました!
そしてそんなお二人に賛同し一生懸命に運営を手伝って頂いている沢山の皆様によって今回の風の会も大成功で終了が出来ました!
私も「たった2周」を走りに静岡から鈴鹿に向かうのですが参加をされた方々の笑顔を見ていると今後もずっと協力をさせて頂きたいと思っています!
何故か水谷さんとの記念撮影は毎年同じパターンになってしまいますが決して私から抱きついて行っている訳では無い事を最後に伝えておきます!!(笑)
改めて「風の会」も紹介されている水谷さんの大変だった時の