この度レーサーの宮崎敦(おさむ)選手に誘って頂いた(有)オンサイトさん主催の3台の特殊!?なバイクの試乗会に参加をさせて頂きました。
(有)オンサイトさんは過去記事でも「検索」に社名を入れて頂ければ解りますが色々なバイクのデータを取ったり比較をする為に試乗会を行いライダーにインプレッションを聞いたりする仕事をなさっています。
今回は途中で皆さんとも話をしたのですが「スーパースポーツ」でもなければ「オフロードバイク」でも無い大型のバイクで何と言うカテゴリーかが皆さんで話し合っても解らないクラス。
本来ダート用のブロックタイヤを履かせればオフロードバイクに近い感じになると思うのですがオフロードは走れても大きさからしてオフロードで遊ぶバイクでは無い気もするのです。
頼りの世界を駆け巡るモーターサイクルジャーナリストの和歌山利宏さんに連絡をしてもミラノに行ってしまっていると奥様からお聞きして解らず・・・・・・
一先ず大柄なオールランダーとでも言っておきましょうか。
今回は磐田市にあるアミューズ豊田さんに集合をし拠点として3台を乗り比べました。
バイクはBMWのR1200GSとドゥカティのムルティストラーダとヤマハのテネレXT1200Zのいずれも150~200万円程のバイク達!
写真は今回の初めの準備風景ですが今回の試乗会はしっかりと車両保険にも入ってくれていると後で聞きそれならもう少し無理をしても良かったと後で思いましたが同時に何故かホッといたしました。
トラックで運ばれて来た3台はガソリンの給油などの準備が(有)オンサイトさんの篠原くんとスタッフの皆さんに寄って行われます。
その間にラーダーの私達は万が一の為の保険の書類へのサインとその万が一が主催者側の責任によって生じても一切責任は問わないという物でレースに参加する時にも書く物です。
バイクでのイベントには付き物で今後色々なバイクのイベントに参加をされる方は万が一のトラブルがどんな状況で起こっても「そこで乗っている」自分の自己責任である事を覚えておきましょう。
あの加藤大二郎が全日本時代にライバルであった世界GPで優勝経験もある宮崎敦(おさむ)選手でさえご覧の通り!
さあ前置きはこの辺にしておいて以外とアッサリと足つき性に気を使う高額なバイクの試乗会の開始です!
結論を先に言ってしまうとやはりビックツインは面白いと言うこと!
最近のロードタイプのバイクのツインエンジンは高回転域を意識して低速のトルク感が少ない優等生的なバイクが多いのに実際にオフロードがメインのラリー車にも使われるケースの多いバイク達だけに中低速からアクセルを開けた時のパンチが凄いんです!
身体が起きたポジションなので100馬力をはるかに超えるエンジンはアクセルをガバっと開けると身体が強烈に後に持って行かれる感じがして「これこそビックツイン!」と久々に思いました!
ただドゥカティのムルティストラーダは低回転域より高回転域のパワーを重視して狙っている様で低速での扱い易さでは他の2台の方が良い感じがしましたが高回転域ではロードのスポーツバイクと変わらない雰囲気が致しました!
フロントタイヤの径も小さくタイトなコーナーをガンガン行きたいと言う方には良いかもしれませんね。
テネレはエンジン特性はとても安心をしてアクセルのコントロールが出来て乗りやすいイメージでした。
ただデザインは他の2台と並んでしまうともう少し工夫が出来るのでは無いかと思います。
価格が価格ですしあまりコストダウンの雰囲気がしないほうが良いと思いますし日本人としてセンスの良さでも海外に負けないで欲しいですね!
走っていてライダーに大切なメーター周りのデザインや斜め後から見た感じは不思議な感じもしました。
途中で天竜川の河川敷が見え、元々モトクロスからバイク人生の始まった私はとても走りたくなってしまいましたが今回は高額なバイクですのでリスクを考えて試乗はしないとの事。
この辺りは例え車両保険にも入っていると後で聞いても(有)オンサイトさんの気持ちになれば理解をしなくてはなりませんね。
走りながら思ったのですがどのバイクもダートをぶっ飛ばすだけならポジション的なものやサスペンションの動きを考えると全く問題が無いと思います。
オフを走る事を想像するとドゥカティのムルティストラーダは若干フロントタイヤの径が小さな部分が不利かもしれませんしテネレのロードでは良かったストロークの少ない効き過ぎるブレーキが気になるところですね。
色々と3台を乗りかえて楽しんだ試乗もあっという間に終了をし、(有)オンサイトさんの篠原君から「先入観が入るといけないので途中でのバイクの話しはしないで下さい!」と言われていたルールが解禁となり、私と宮崎敦選手、そして普段から宝物の様にしているBMWの1000S RRに乗っているI君の3人で色々な感想を話す事となりました。
私としては色々なモードのあるエンジン設定や出来ればトラクションコントロールをカットしてみたかったり色々な事をした後で無いと本当の実力が解らないのでは無いかと思いました。
トータルバランスはやはり200万円を超えるBMWが良かったと感じます。
色々なパーツ一つ一つの仕上げやデザインにも拘っている事にも関心をさせられましたし、オフに行ったら水平対向のエンジンは不利だろうと思っていたのですがその様な場所にはあまり入って行くバイクでは無いことで納得です。
ドカティは町中やかっ飛ぶ高速ツーリングには良いと思いますが高回転域が力強い分、他の2台に比べてしまうと低速域のトルクが少なく感じてしまいましたが走行モードの切り替えで大分変わると聞きもう一度乗って見たいです。
デザイン的な面ではさすがにドゥカティと思わされました!
テネレは価格が一番手頃でホッとする乗りやすさなのですがデザインの「鋭さ」をそろそろ出さないと海外のセンスの良さに負けてしまうのでユーザーの気持ちになって頑張って頂きたいですね!
BMWとの約40万円の価格差をもしコストに掛けていれば負けない雰囲気のバイクになるかもしれませんのであまり厳しく比較してはいけませんが!
とにかく今回は初めて経験をした大柄なオールランダーの試乗で本当に良い経験となりました。
私として注意をしたのが足つき性の大変さとハンドル巾が大きな為にすり抜けがし難かったこと。
それでもユッタリとしたポジションでツーリングが出来、時にはワインディングもガンガン走れ、時として長い距離のダートも走れるバイク達に色々な勉強をさせて貰った一日となりました!
最後にはアミューズ豊田の目の前で美味しいランチをご馳走になりなした!
楽しい時間を作ってくれた(有)オンサイトさんの篠原君と声を掛けてくれたGPレーサーの宮崎敦(おさむ)選手、そしてスタッフの皆さんと一緒に走ってくれたI君に改めて感謝です!!