今回の三重県の鈴鹿サーキットで行われた全日本選手権最終戦は前日に「マシンが大破するほどの派手な転倒をしてしまった・・・・」と聞いていた関口太郎選手の応援が殆どとなりました。
途中で会った色々なライダーや色々なチームのレポートもしたかったのですがまたチャンスを作って頑張ります!
そんなこんなで鈴鹿サーキットに到着し先ずは彼とご対面!
思ったより元気で安心をしましたがきっと何処か痛いところがあったと思います・・・・・がっ!彼は全くそんなそぶりを見せずに一般の方々やファンの前では常に笑顔で対応をしていました。
プロのレーサーって改めて大変な仕事だと思いました。
ピットウォークの時にも太郎のピットはマシンこそ並べてありましたが静まり返っており私としてはずっと心配をしておりました。
そしていよいよスタートが迫ると彼がピットに現れ和やかな雰囲気のまま「第一のスタート」となりました。
ところがスタートして直ぐにモニターに移ったのはメインスタジアムのある「東コース」側では路面がドライなのにコースの半分の「西コース」側では雨が降っており濡れている路面もあるではありませんか!
安の序、西の端のスプーンコーナーで数台が転倒!
結局「赤旗中断」となり各チームがレインタイヤに履き替える事になります。
勿論、太郎のマシンもレインタイヤに履き替えるのですが雨がドンドンと大降りとなり走行が危険となったためスタート時間が20分ほど遅らされる事となりました。
ピット内では色々な作業がメカニックにより行われ一時はパニック状態。
ただ太郎のチームはベテランの方々ばかりでスムーズに作業が行われウエット路面のレースへの準備が直ぐに整いました。
ライダーは走行の為にカッパを着たりヘルメットを整えたりウエット走行に対する作戦を考えたりするのですが一番大変なのは「滑りやすくなった路面」でのレースを行うラーダーなのかもしれませんね。
結局安全の為にスタート時間の遅らされた太郎達の「J-GP2」クラスのレースは後に行われる「スーパーバイク」クラスのスタートにも影響が出るため周回数が15周から10周に減らされる事となりました。
マシンはスタートをして直ぐに本来のタイヤの性能が発揮できるようにタイヤウォーマーでタイヤを暖めるのですがレインタイヤでも同じ事。
準備が直ぐに整った太郎のチームは落ち着いた雰囲気でスタート時間を待ちます。
サーキットのパドックには常にレーシングタイヤの交換が出来るように各タイヤメーカーが待機をしてくれています!
他のパーツメーカーも皮のレーシングスーツやヘルメットのメーカーも自分達のサポートしているレーサーが少しでも活躍出来るように「レーシングサービス」として直ぐにメンテナンスが出来るように待機してくれており、色々な方々のお陰でレースが支えられている事が解ります。
そしてスタート時間が迫るとキリリとレーシングライダーに変身した太郎と何故かとてもかっこ良く見える周りのスタッフの皆さんが動き始め、直ぐに中断となってしまったレースではなくある意味本当のレースの開始です!
ヘルメットの後の我社のステッカーは太郎が世界GP時代から入れてくれており、私が熱く彼を応援に来る象徴でもあります!
他にも色々なスポンサーさんや個人的に応援をしてくれている皆さんへの太郎の気遣いには本当にいつも関心をさせられます。
ピットからスタートして行ったライダーはまた一度グリッドに並び、更にタイヤのコンディションを整えたりコース確認の為のウォーミングアップの一周を走り再度グリットに並んだ後でいよいよスタートです!
その時の孤独な感じが何故かこの写真からとても伝わったのであえてアップいたしました。
スタート後は会場内にある数個の大きなモニターとピット内にあるモニターでレースの状況を見る事が出来ます。
ピット内のモニターではリアルタイムに「順位」だけでなく「一周ごとのラップタイム」更には「トップとの差」が表示されチーム内の方々にも「レーサーの状況」や「前車とどの位の差が開いているのか」とか「今のタイムで前車を直ぐに抜けるのか」等や「トップスピード」まで知ることが出来、一般のお客様より冷静にレースを見れてしまいます。
時にはトップ争いばかりに集中しているお客様と違い「後方からの追い上げ」や「色々なライダーの変化」も感じる事が出来るためとっても参考になるのです。
今回のレース・・・・・・太郎の状況はかなり辛い状況だと直ぐに解りチーム内では心配な様子が漂っておりました。
そして普段の彼とは全く違うラップタイムを何度も見せられながらレースは終了いたしました。
私も応援に行くと言ってはおりましたが見守りに行くと言う感じもしていましたので一先ず無事にゴールをして貰いホッと致しました。
久し振りに会った彼のお父さんもホッとしていた様でゴール後に売店でビールを買っておられました!
運転をして帰らなければいけない私はメッチャお腹が空いていてタコ焼きとフランクフルトを買っていたのでビールがとても羨ましく見えましたが・・・・男は我慢でした!(笑)
ゴール後に関心をしたのが雨で濡れたマシンをメカニックさん達が直ぐにばらし、エアガンで水気を落としたりしていたところ。
レースが終わって直ぐにたこ焼きやビールだと言っていた「自分達」とは大違いですね!
レース後の太郎は色々な方々に声を掛けられておりシーズンが終了した事が見ているだけでも解ります。
皆さんが本来の速さを知っているのでしょう、彼が落ち込んでいる間も無く沢山の方々が彼の元に訪れていました。
「また来年も宜しくお願いします」と言う声も時々聞こえましたが彼だけでなく悔しい想いをしているレーサー全員がもう来年に向けて気持ちを切り替えている事でしょう!
元々250ccクラスの全日本チャンピオンになる前から私達の地元に縁のあった彼を是非来年も応援してあげようとレースが終わった直ぐ後で私も心に誓いました!
おまけ!
またまた最高峰のスーパーバイククラスのチャンピオンを決めたばかりの中須賀克行選手のマシン!
優勝をしてもレギュレーションの違反が無いかどうかを音量測定から始まりエンジン内をばらして見せる等の厳しいチェックが再度されるのです!
表彰台に乗った上位3台がシャッターを閉められたピット内に入って行きました!

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