今回の東京への出張の中に私が以前に2度ほど乗っていて今となって手放した事を思いっ切り後悔している車の買取り相談がありました。
以前にも当社でピカピカのポルシェ911タイプ993マニュアルミッションを買い取らせて頂いたポルシェ大好きオーナーのSさんからの依頼で話を聞いて驚いたものでした。
その後 海外に出張になったと聞いてから長い間連絡を取っていなかったのですが久々に連絡を頂いた内容がビックリ!
以前に私も2度ほど当社のデモカーとして所有していた事のあるポルシェ911タイプ964の希少で過激なカレラRSの買取り相談だったからです!
この車は当時発売されていたカレラ2に似ていますが細かい部分の特別なチューニングを初め車両重量を徹底的に軽量化し手頃に乗れながらレーシングカーの雰囲気も味わえるというもの。
特に軽量化はさまざまな部分にまで努力がされボンネットをアルミ製とし、ホイールはマグネシウム製、エアコンやパワステやパワーウィンドまでありません!
シートもシンプルなレカロ社と共同開発の専用のバケットシートでこのシートがまたとても座り易いんです。
メーター周りは普通のポルシェですがハンドルにはRSと言う文字が入っています。
そして私が失礼ながら細かい部分まで査定をしていると「良かったら乗って見ますか?」とSさん・・・・・
実はこの964のカレラRS・・・・・程度の良い車両だと何と22年も前になる当時の新車価格より高額で取引されているのです!
当時は1500万円くらいだったと思いますから何かあったら人生に響きます・・・・・
一瞬悩んだ私は直ぐに「良いんですか!」と言ってしまいました・・・・・まあ外車ディーラーさんの高級車の試乗と変わらないのですがこの車の場合、万が一の時に代わりの綺麗な車を探せるとは限りません。
それでも走ってみないと調子は解りませんので「仕方なく」試乗!
そこからは私が乗って行ったSさんのドライビングする911と私のドライビングのカレラRSのランデブー走行!
待ち合わせたお台場から晴海埠頭までを楽しく走らせて頂き久々の感覚に感激を致しました!
Sさんも「自分の車が走っているのを見て嬉しかった・・・・」と言ってくれ私も「頑張って良かった」と思いました!(笑)
最終的にはこちらに帰って来てから色々な検討をして返事をする事になっておりますが・・・・私個人では愛車として維持していく為には相当な努力と勇気が必要であることを感じています。
本社では色々な面でバタバタとし狭くなってしまった為に他の場所に展示場をオープンした時にも同じ車を展示しておりましたが14年ほど前の価格の約3倍になっているという空冷ポルシェ964RSの魅力。
Sさんのお陰で改めて「車のドライビングの楽しさ」が大切である事を思いっ切り再確認した出来事となりました。
軽いフライホイールによりレスポンスの良いエンジンも発進時にはエンストがしやすくとても気を使います。
しかし走り出せば「軽い車体」とトルクフルな水平対向6気筒エンジンのお陰でとてもパンチのある走りが味わえ、スパっと260馬力の出る感覚は高回転まで引っ張ってパワーを出すエンジンとは別世界の加速感!
更に本来だと公道では「硬すぎ」と思っていたサスペンションもこのSさんの車両はあえて高額な出費をして公道でも乗り易いしっかりした物に変えられており、高いボディ剛性と共に何故か「新しく出たばかり」の車に乗っている様な新鮮なときめきがありました!
恐るべし空冷ポルシェ・・・・・・・

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