世界中のモータースポーツを支えてきた我々の町!で販売・修理 創業61年!車好きなバイクロードレース国際A級ライセンスの私と楽しい仲間とお客様が集うイノマタ自動車整備(株)の日々の出来事をつづります♪ 子供大好き♪中学校・高校・大学校と全ての会長を経験です!! カテゴリー別の過去記事も是非見て感想をコメント下さいね!どんなことでも気軽に連絡を頂ければと思います!

早速来年のスタート!全日本選手権で感じた事!完結編!!

全日本選手権ロードレースが終了し数日が経ちました。
今回は身近なレーサーとして応援している関口太郎選手がJ‐GP2と言う改造が許されスリックタイヤが許可をされている600ccのクラスでランキングトップのままチャンピオンの可能性を残し最終戦を向かえました!
そんなチームのレポートは中々出来ませんので彼の特集となりました。 
彼のマシンには物凄く沢山の方々のスポンサー名を見る事が出来ます。
まあMOTO GPの世界なら小さなステッカーでも数億円なんて事もあり得ますが全日本ではスポンサーの効果が出難いため手頃な金額やヘルメットに革ツナギの物品支給でもステッカーを貼っている選手が殆どです。
これは世界を走って来たレーサーはハッキリと解っている事で、日本が「島国」である為、出場するだけで高額なモータースポーツに多額のスポンサー費用を払ってもその分効果が期待出来ないと言う理由もありますが、私は気軽にスポンサードして頂き、どんどん会社のコマーシャルに使って頂きたいと思うのです!
関口太郎選手はとてもスポンサーやファンの方々を大切にします。 数万円からの個人スポンサーも常に募集をしているそうなので是非彼のサイトを見てあげて頂きたいと思います。
自分の名前が全日本選手権で過激に戦いながら走っているマシンに載っているのも楽しいですよ!
勿論私の会社のマークも彼のバイクに載っています!
今回彼は2つのクラスにエントリーをしました。
ほぼノーマル状態で走るST600、そしてこの記事の前でも紹介した同じ600ccでありながら改造範囲もかなりオープンでスリックタイヤ(レース用のつるつるのタイプで晴れた日のグリップは最高!)の使用も許可をされています。
共にお金が掛かりますので「どちらか1つに・・・・・」なんて私も言ってしまった覚えがありますがシーズン前ではフレーム以外全く完成のされていないマシン造りがどこまで行けるか解らなかったJ‐GP2に全てを託す訳にはいかなかったのでしょう。
そして今まで世界でも色々なマシンに乗ってきた彼でさえ完璧にマシンを仕上げるのには手こずる事になりました。
しかし優勝こそありませんでしたが確実にポイントを稼ぎランキングがトップとなっていた訳です。
しかし・・・・・何があるか解らないレースやスポーツの世界、午前中のST600のクラスのレースで転倒、更に肩を脱臼してしまうと言うライダーにとってとても大変な怪我をしてしまったのです。
正直、医務室に行ってしまって会えなかった私には「J‐GP2のレースは無理だろう・・・・」と言う情報が入りチャンピオンを眼の前にしていただけに思いっ切り悔しい気持ちになりました。 
始めからJ‐GP2だけにしておけば・・・・・なんて思いもしましたが彼等はタイヤの開発や色々な面でもST600にも乗らなければならなかったので仕方ありませんね。
そして私が彼のチャンピオンがランキング2位の中上選手の成績に掛かっていると思い、タイの支援をする方々のブースで「募金」や話をしていた時でした。
何とその時後ろから彼が声を掛けて来たのです! 腕をつって上半身は服を着ずにジャケットのみのスタイルはなんと声を掛けて良いかわからなかたので「太郎!来年も今年以上に応援をするからな!」と思わず言ってしまうと、「いや、走りますよ!」と彼から返答が来ました!
またまた何と言って良いかわからず、思わず「楽しく走ろう!」なんて言ってしまいましたが本当に動揺をしちゃいました!
世界中を走り回り色々な経験を積んだ彼には本来だれもアドバイスが出来ないでしょう。彼が一番経験の多い先生みたいな物ですから。
しかし彼は走るとは言っていましたが周りのスタッフの心配が私にも伝わってきました。
応援に来てくれていたのでしょうか、ピットの中で日頃お世話になっている先生が治療やテーピングを始めます。
革のツナギはサイズがフルオーダーでピッチリと作られているため派手にテーピングをしても動きが悪くなってしまいますし、治療では内出血でハレている部分にズ太い針の注射器を刺し中に溜まっている血液を抜いたりもしていた様です。
スタッフの一人の方が見ていられない・・・・と言っていました。
そして太郎はチャンピオンに向けて走る準備を始め、やはり心配しまくりのスタッフに声を掛けられながらスターティンググリッドに着いたのです。
私もコントロールの難しい「レインコンディション」であった事もありとても心配でした。
そしてついにスタートです。(今回の雨での画像が無いのでイメージです!)
怪我をしている時って走る事に対する緊張が少なくなる時が私は多かったのですが彼も緊張より走ってみないと解らない自分の状態が不安だという感じの方が強かったです。
何とかウォーミングラップをこなしグリッドに着いた彼をモニターごしにチームや関係者の方々が見守ります。
そしてスタート。まずまずのスタートでしたがS字コーナーや色々な所で後続に抜かれます。
腰もいつもより落とせていないのもハッキリと解りチーム員からは「やっぱりキツイんかな・・・・」なんて言葉も出ていました。
しかし、中盤戦からのタイムが上がり始め一人、また一人と抜きながら中上選手がトップを走っているため、チャンピオンとなる為の「4位入賞」を目指し始めました!
きっとベテランの彼は痛いからだでいながらも「上手く走るコツ」をつかんだ様です!(本当の話はまた会った時に聞いておきます!)
ラップタイムも徐々に上がりやがて5位を走行中に4位の選手に追い付き始めました!
チーム員から「本当は芝居だったんじゃないの! ワザと・・・・・」なんて明るいジョークも出始めて明るいムードにもなり始めました!
私も太郎のお父さんと一緒に見ていましたが前を走る選手と太郎のタイムがあまり変わらなかった事が心配でした。
そして差が約3秒強で向かえたラスト3周、サインボードで状況を知っていたであろう太郎が最後の力を振り絞りチャンピオンに向かってペースアップ・・・・・・・と思っていた時でした。
「おっと、関口太郎がてんとうだぁ~、何とこれで中上貴晶のチャンピオンが濃く・・・・・」なんてアナウンスが。
信じたくはありませんでしたがお父さんの携帯電話に来ていたリアルタイムのメールでも間違いなく「関口太郎選手が転倒・・・・」と言う事を知らせて来ていました。
その時のチームの仲間達は悔しいと言うより彼の努力に対し「仕方ない・・・・良くやった!」と言う感じが強かったのか皆さんあまり気持ちを口に出さず静まりかえっていました。
今回の様なケースは今までも沢山見て来ましたが、怪我をしてしまっていながら頑張って走り、「あと3秒先のライバルを抜けば1ポイント差でチャンピオン!」なんて瞬間を味わえた事はありません。
今となるとやはり悔しいですね。 きっと本人が一番悔しいと思うのでまたげんらくさんの美味しいワッフルとコーヒーでもおごろうと思います!
大怪我をしても頑張った関口太郎。
転倒後しばらくして冷静になったスタッフの皆さんが心配したのが彼の身体でした。
私も心配でしたがやっと私達の前に現れた彼は「本当は走る前でもこうしなければならなかった!」と言う痛々しい姿でした。
プロのレーサーはマシンもパーツもタイヤも何もかも勝手に色々な物を使えないケースが多いんです。
それはスポンサーであったり、メーカーのテストを兼ねてであったり、色々な事も絡んでおりまさに「プロの仕事!」として走っているからです。
そして、そんな応援をしてくれているスポンサーやスタッフやファンの為にも「結果」を残さなければなりません。
楽しい時だけ走れば良い、と言う訳にはいかず今回の太郎もきっとチャンピオンの為だけでは無く、色々な方々の事を考えての事だったのでしょう。
そんな彼だからこそ沢山のファンが全国にいるのだと思います。
私もその一人。 おそらく今シーズン「J‐GP2で行ける!」と思った彼は来年は1本に絞ってくるのでは無いかと思います。
まだまだ煮つめる事も沢山ある、と言っている彼は来シーズンきっと「今年以上!!」の活躍をしてくれると思いますので是非皆さんも応援をしてあげて下さい!!

2件のコメント

  1. スギP

    詳細な全日本RRレポート、いつもありがとう!
    イノマタさんしか書けないネタ満載で毎回楽しみ!
    ところで関口選手は東京の多摩地区在住?
    どー?このプロファイリング。

  2. ino

    スギPさんどうも!
    自分では何気無しに遊びに行かせて頂いている色々なライダーのピットでの雰囲気をファンの方々に簡単でも
    伝えれば良いと思っているだけだよ!
    ファンの方々がいてこそ盛り上がるからね!
    自分も来年の8耐あたり・・・・・って思うんだけど甘くは無いからやめとこう!
    太郎は残念ながら多摩じゃないんだよね。
    詳しくは解らないけど都会の人って感じはするよね。
    また時々遊びに来ているんで会ったら気軽に話しかけてあげて下さい!
    とても優しいんで何でも答えてくれると思うよ!

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