国産のハイパワーなスポーツカーの下見を兼ねた今回の東北への出張。
東北新幹線からの単調な見慣れた景色を眺めていると世界中で大問題となっている大きな被害を受けた原発の直ぐ近くを通過する事が解り、自分で放射線量を測定しながらボランティアとして現地に行き始めた時のことを改めてハッキリと思い出します。
何度も放射線量の高さに危険を感じた物でしたが未だに政府が大きな対策をしていないと言い切れる現状に超歯がゆさを感じてしまいます。
「お金のある方はとっくに非難してますよ・・・・土地も家もローンが残ったままで売れないし簡単に非難なんて出来ませんよ」と奥様が出産を控えた新婚のカップルに言われた時の衝撃は今でも忘れません。
多くの子供達や家族達がいつまでも不安でいる現実の中で私が出来る限りの事を今後も頑張って行きます。
そして仙台駅で新幹線を下り一泊を致しましたが、たった4時間新幹線に乗っただけで大問題の原発やその近隣の大変な想いをされている皆さんの近くを通り過ぎるのです。
たった4時間ですよ・・・・・・・
そんな「近くの出来事」を改めて考え直し政府の方々の様な人間には絶対になりたく無いと思いながら今回もまた大きな怒りと共に自分の力の小ささに改めて腹が立ちました。
そんな思いばかりではありませんでしたが翌朝レンタカーを借りて仕事に出発した私の目に偶然にこれからデモを始めようとする「優しい」東北の皆さんの姿が飛び込んできました。
その光景がこの3枚の写真なのです。
安全な駐車場に車を停めるとそこは宮城県庁の直ぐ目の前でした。
数台のテレビカメラや取材陣も目に付いたこのデモは「原発の指定廃棄物の最終処分場」を住民の合意の無いままこの宮城県に建設をしようとしている国や県に対しての物で緊張感も感じられました。
時々「国民が皆で処分を行わないと・・・・」と言う方々の気持ちも解りますがただでさえ不安だらけの中で更に新たな不安となる現実を突きつけられた方々のご家族への心配は相当なものでしょう。
原発の事故前に直ぐに的確な判断が出来なかっただけでなく後になっても焦りすら感じさせられない電力会社と政府の判断力の鈍さの本当の理由は・・・・・
オリンピックも大切ですがキッチリと震災で苦労をされている方々の気持ちを考え安心な生活の確保をしてからにしないと「世界中から笑い者になる」可能性がある事を政府の皆さんには解って頂きたい。
「日本はお金を掛けなくてもここまで素晴らしいオリンピックが出来る!」と自慢が出来る大会にしたらきっと世界中が協力をしてくれると思うのですが・・・・・・可能であると思う私はこれからの国の動きが不安で仕方ありません。
このデモにいきなり参加をさせて頂いたのは現実を付き付けられている皆さんの意見を「実際に聞きたい」と思ったからですが、実際に参加をすることで改めて東北の皆さんの気持ちを大切にしなければと感じ現実を再確認する事が出来た気がいたします。

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